良いカウンセラーの条件

昨日はスポーツ専門の整形で、
さらに肩の専門という超コアな先生の診療を受けるために
わざわざ遠征してきました。
といっても、うちから30分の距離ですけど。プチ遠征。



先生は若い男性で、アイスコーヒーを飲みながら、
スマホにはかわいいキーホルダーがついて、
赤いフチのファンキーな目がねをして、
という感じの今どきな若者でした。




総合病院の外来で月に3回しかこない偉い先生っぽかったので
もっとおじいさんかと思ったら想定外で驚きでした。


先生の名前でググったら、
ウェブでスポーツ障害の専門的な記事をたくさん書いていて、面白かったです。
ちなみに弟さんも医者でした。


肩鎖関節について、やたらと詳しくなった今日この頃。
10日間のうちに3か所も医者をはしごして、3回もレントゲンをとりました。
3人とも医者のいう事が違うのも不思議です。





さて、専門医で思い出したのが、自分のこと。
私も専門家です。留学の仕事を始めて12年になりますが、
他の代理店でこう言われた、というお客様の話を聞いていると
疑問に思うことが多々あります。



例えば他社で提案されたのが、
ニュージーランドのワーホリビザで6か月語学留学。
そのあとにワーホリでオーストラリアという方がいました。


ニュージーランドにも行きたいのかな、と思ったら
「一番行きたいのはオーストラリアです」
とのこと。


なぜその代理店がその語学学校を薦めたのかな、と思い理由を聞くと
「IELTSや児童英語教師のコースなど、いろんなコースが選べる」から。

なるほど。子供に英語を教えてみたいのかな?と思ったら、
そうでもないという。


IELTSは進学と永住権に必要なスコアなので、目的なしに受験する人はあまりいません。
そしてお客様は進学も今の時点では考えていないという。
なによりもまだ英語初級の段階です。


総合すると、

「そのカウンセラーはお客様と全くコミュニケーションがとれていない」

ということ。




児童英語講師も今はどんどん需要がなくなり、閉鎖する学校が続出しています。
シドニーにあったJシャイン専門店も数年前に姿を消しました。


日本人は資格がないと不安、という特性を悪用して
今でも「資格を持ち帰らないと仕事がないですよ」という代理店が多い。


ですが、町を見渡せば、ネイティブの先生が当たり前に溢れています。
保育園のお散歩も、外国人の先生が率いているのをよく見かけるようになりました。



教職免許をもつ人や、子供に英語を教えたい!という情熱がある人ならいいですが、
「なんでもいいから資格が欲しい」というレベルでは
”資格”というほどの価値が果たしてあるのか考えてしまいます。
なにしろ1か月ちょっとでとれてしまう簡単なコースですから。



普通の会社員の女性がこの資格をとって、帰国後にネイティブの先生を
さしおいて「食べていける収入を得ることができるか」となると疑問です。


これは、あくまで英語力がすでにある人がベースで、
プラスαの技術だと思います。
その技術をさらに磨いていく必要があります。



私が思うに、資格という名前に飛びつく前に、
人に教えるよりもまずは自分の英語力をしっかりと鍛えるほうが先だと思います。


いくら子供といえども、
自分が「先生」と言われる立場なのに、そもそも英語がしゃべれないほうが
自分がジレンマに陥るはずです。



IELTSは有効期限のあるスコアです。資格とは違います。
死ぬほど勉強しても、数年たつと無効になります。
なので資格保持者という意味ではあまり意味がありません。



それならばやはりケンブリッジです。
英語力の総合試験という意味ではこちらを薦めます。

生涯有効なので、履歴書にも書けますし、
ケンブリッジFCE,CAEといった履歴をみれば、
英語を使ったお仕事をする会社なら、
誰でもその人の英語力は推測できます。




カウンセリングで一番大事なのは
カウンセラーのコミュニケーション力と理解力だと思います。


どんなに偉い先生でも、患者の目も見ないで症状もろくに聞かないで
「はい、あなたはこの病気だからこれ処方しますね」とか言われたら、
この人、ほんとに私のことちゃんと見てるのかな、、、と不信感を持ちますよね。


カウンセラーも同じ。


「みんな行くからやっぱシドニーでしょう」とか、
「一番大きいから」とか、
その人に関係ない理由ばかり並べるところは要注意。



海がある町で暮らしたい、と言っているのに、
ゴールドコーストバイロンベイ、ケアンズなどを差し置いて
シドニーを提案してくる人もいます。
なんで??と私は思います。
ビーチが広い素敵な街は他にいくらでもあるのに。


自分の都合、自分がそれしか知らないから、
という狭い選択肢の中で提案していると思います。



余談ですが、ショップの店員さんも全く同じ。
テニスシューズを買いに行くときに、
どのブランドがいい、とかの細かい知識も指定も私にはありません。
ただし「こういうのに困っている」という悩みや現状を言います。



小指があたりやすい。かかとがない。爪が折れた。
週に何時間くらいやる。
オムニが多い。
足首を怪我しやすい。夏は黒いシューズは熱すぎて、、、とか。



色々聞いて、店員さんは裸足の足を見たりなんなりして、
適切なシューズを出してくれました。


今でもそれをはいています。スクール仲間で同じブランドをはいている人は
あまり見かけませんが、シューズというのは、
それこそ一人一人違って当たり前かもしれません。


テニスシューズも、初心者向けとかあるんですよね。
これも知らなかったです。



ああ、この人すごいなあ、と感心する人っていますよね。
自分の期待以上のものを出してくれる。
自分が知らない提案も自分の要望を見抜いた上で出してくれる。


カウンセラーもそれと同じかなと思います。


もちろん留学知識があるのは大前提。
現地に行ったことがない、とかは論外です。


専門知識+理解力


どんな仕事でもこれって大事かなあ、と思います。




追伸:


英語の勉強にポッドキャストを最近使っています。
iPhoneアプリに入ってますよね。
たくさんチャンネル?がありますが、
私のお薦めは「エイゴの時間」。

これの良いところは、5分と短いことと、
英語の訳がついていること。


初心者の場合、英訳がついていないとただの聞き流しになってしまって、
何回聞いても知らない単語は分からないと思うので
あまり学習効果はないと思うんですよね。


だったら丁寧に5分の音声でも単語や文法をしっかり調べて、
何度も聞いたほうが良いと思います。

日本人が終始英語でずっと話しています。
ネイティブじゃないので、英語も聞き取りやすいですよ。