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「じゃ、ちょっと行ってくるね」という気軽さ

JALから毎月届く会報誌を読んでいたら
面白い記事があったのでシェアします。


フランスに留学して
調香師となり活躍している日本人女性の話でした。


当初は香りの仕事に就くなんて
考えてもいなかったそうです。


フランスで香りの世界とは
男性調香師たちによって
歴史が作られてきた世界だそうです。


女性にとっては狭き門で
さらにそれが日本人。
学校にとっても初めての試みだったそうです。

フランス人は10代から自分用の香水をもち
店頭には子供用の香水まで並んでいるそうです。


よく考えれば、日本にもお香の文化があるし
香りって常に文化と共に歩んでいるものだと思います。


たかが香り、されど香り。
匂いを嗅いで、その時の情景が
フラッシュバックする時もありますよね。


彼女は大学卒業後、大企業で
重役たちに囲まれた職場に配属になったそうです。

自分の意見を発する機会もなく
どこか抑圧された生活をしていました。


そんな中で香りの創作の存在を知り
これなら自分でも何かを表現できるかもしれないと
思ったそうです。


人は常に自分を表現して承認されたいという
欲があるはずです。

ロボットのように、何も発言するな、
給料を払っているんだから
言われたことだけやれ、というのでは
いつかどこかで、不満が出てくるはずです。


どんな大企業にいても
その欲が満たされないと
毎日が充実しないと思います。


彼女は香りという世界に魅せられましたが、
オーストラリア留学を考えている女性たちは
英語という生活圏に魅せられたわけです。


そこで自分がどこまで出来るか
自分の人生を表現してみたいと
思ったわけです。


何もクリエイターとか
アーティストだけが表現者ではありません。

自分で何かをしてみたい、という気持ちがある限り
みんなが表現者だと思います。


彼女が今でも妹さんに笑われるのは
「じゃ、ちょっと行ってくるね」
と、まるで2,3日の国内旅行にいくかのような
気軽さで家を後にしたそうです。


その自然さが彼女を成功に導いたのかもしれません。
成功する人の多くは
見ている世界が違うといいます。


自分が成功するか、しないか、という
ことではなく、もっと周りのことを考えているようです。


留学は緊張する出来事です。
決めるのも、想像するのも
不安になるのも当たり前です。


でも、留学だけを見ていないで
留学は一つの通過点で
そのもっともっと先の世界を見るといいですよ。


留学して、英語が話せるようになって
それがもう当たり前のように感じるくらい
先の世界を想像してみる。


広い視野で物事を見る人は
「点」での出来事にあまりナーバスにならないようです。


ちょっと行ってくるね。


これくらい肩の力を抜いていくのも
いいかもしれませんね。