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いちいち落ち込まない方法

スポーツドクターの辻秀一という人がいます。
彼は「フロー」、(ゾーンともいいます)の研究をしています。
スポーツ界のみならず、ビジネスコンサルの世界でも有名な人です。


よく「フローの状態になれ」と彼は言いますが、
これはスポーツや仕事など
全てに通じるメンタルメソッドです。



フローとはどういう状態かというと
外部の状況、外的要因に一切左右されず、
自分のやるべきことだけに集中していることです。



外的要因とは、例えば「雨」
雨が降っているというのは単なる事実です。
これに、良いも悪いもありません。


これを「あ~、雨だ。いやだな」
というはあなたの単なる感情です。

農家の人にとっては
「あ~、雨だ!良かった」となるかもしれません。


真冬の朝のテニスクラスの時、私は時々
「雨だ!やった!」となります。


雨だと中止になるからです。
寒いと朝がつらいので、冬は中止になると嬉しいです。
もうちょっと寝よ、とベッドに戻る時間は至福です。


レスリングの吉田選手は
残り3秒で相手をひっくり返して金メダルをとりました。


これを松岡修造は「あと3秒もある!3秒しかないんじゃない!3秒もあるんだ!」
とポジティブに考えることがやっぱりいいんですよね?
とインタビューしていました。


でも、これってめちゃめちゃ”3秒”を意識してますますよね。

吉田選手も「”それって結局3秒しかない、明るく考えなきゃ”と意識している。
だからダメなんですよ」と言ったそうです。



3秒で出来ることをやるだけ。
吉田選手はそう言います。
これはフローが出来ています。


サッカーのなでしこも出来ています。
彼女たちは楽しそうにプレーしています。
PKの前も「ここで失敗したらやばい!」という状況でも笑っています。



「ねばならぬ」というのは体と意識を固めて
本来のあなたの力を出すことができません。


あーだーこーだと考えずに、
やることをちゃんと確認して、フラットな状態でやる。



このような感じで、
外的要因をどう考えるかはあなた次第。
物事には「事実」と「とらえ方」しかありません。


雨が降ったという事実。
嫌だな、良かったという「とらえ方」

雨が降ったことに対して、いちいち感情を左右させずに
「傘をさす」
という対応策をするのがフローです。



雨が降った事実は変えられません。
「雨は降っていない!気のせいだ!」
と、気合いで変えることはできません。


事実は、事実。


この世は「現実と虚」からできている、
と、誰かも言っていました。


虚とは解釈、つまり考え方です。


例えば交通事故を起こした。
事故を起こしたという事実。
ついていない、という解釈。

事故はなかった、という選択肢はありません。
それはただの隠ぺいです(笑



事実は受け入れるしかありませんが、
解釈はかえることが出来ます。


「事故をしたのに怪我をしていない」


こう解釈を変えられます。解釈はあなたの持っている自由の一つです。



好きな男の子に告白したら彼女がいた。


事実は「彼女がいる」ということ。
解釈は「ライバルは一人」ともとらえられます(笑


こんな感じで解釈はかえられます。
でも私たちは普段、感情ですぐに外からひっぱられます。


事実を認識すること
解釈を認識すること


これを丁寧にやれば、いちいち落ち込んだり、怒ったり、
動きをとめなくて済みます。



事実を認識して、とらえ方を認識する。
変えられるものは、この「とらえ方」だけです。

変えられるものだけを、変えればいいだけです。


フローな状態を作りましょう。