ねえ、君のことを話してくれない?

毎日たくさんの方からメールやアンケートのご返信を頂くので
なかなかご紹介が追い付きませんが、
今日は現地へ渡航されたお客様のアンケートで
ぜひシェアしたいことがあるので、ちょっと抜粋しつつ、
私のコメントを挟んでいきますね。




>よく語学学校を選ぶ際には、日本人は避けるとか意識しますが、
正直そこにナーバスになりすぎると、疲れます。笑  

そもそも友達とは言葉を練習する相手ではなく、
楽しく、一緒に過ごせる存在だと思います。

その中で会話をして、お互いを向上できたら、いいですよね。
言葉を関係なしに、気が合えば仲良くなれると思います。




<櫻井コメント>

素晴らしい意見だと思います。
そもそも学校は日本人がほとんど、というところもなく
20~30%前後の学校が多いです。

そして、アジア人の留学生もたくさんいるので
誰が日本人かなんていうこともよく分かりません。


そして、現地に行った人は分かりますが
日本人と話しても英語の勉強にならない、とは
単なる言い訳にすぎないと理解できます。


相手が日本人とか、ナニ人とか、
そんなこと自体がどうでもいいことで、
結局気の合う友達が結果として外国人だった、というだけの話です。


海外生活で、ヘタな日本人よりも外国人のほうが
親切に対応してくれるケースなんてよくあるし、
英語なので言葉が通じなくて
もどかしい時も面倒な時もあるけど、それでもやっぱり気が合うという人はいます。





>ですが、友達は待っていても出来ません。笑   
自分から話しかける努力はした方がいいです。
英語喋れなくて、相手にされない事なんてしょっちゅうありましたが、
今は気を許して話せるヨーロッパの友達が出来ました。1人でもいれば十分です。




<櫻井コメント>


わかります。私も友達は多くありませんが
一人いれば十分です。
その一人と濃い関係を築いていければいいんじゃないかな。


「友達は待っていてもできません」

とは、弊社のセミナーでよく話します。

日本人は”相手の気持ちを察する”という文化なので、
相手がそれに気が付かないと、人のせいにしますが、
人間はエスパーではありません。


これをしてほしい、
これをされたらイヤ
ご飯を一緒に食べてほしい
一緒におしゃべりしたい



素直にそう言えばいいだけです。
いいか悪いかを決めるのは、あなたではなく相手です。
声をかける前に考えすぎないで下さい。




そういえば、ふと思い出したシーンがあります。
私のワーホリ時代にバイトの休憩時間に外のベンチにいたら、
突然店長がやってきて、
「ちょっとおしゃべりしよう。君のことを話してくれ」
と、ニコニコといきなり話しかけてきました。


15年前の出来事ですが、鮮明に覚えています。
ビリーという名前のパパニューギニア出身の
ころころと太った、気のいいおじさんでした。
いつもニコニコしていました。


ビリーは、ベンチにいる私を見つけると、
ニコニコと近寄ってきて、tell me about youと
声をかけてきました。



私は正直「は???」という感じで驚きました。
同時に「どうしたんだろう?」とも、思いました。


ビリーとは当然いつも店で一緒ですが
二人で話したこともないし、
私は英語がスーパー初心者でしたし、
突然わたしのことについてなんて言われて、
でも、しどろもどろになりながら、
つたない英語でおしゃべりしました。



たわいもない話をした後、
ほどなくその店長は突然、店を辞めました。



雇われ店長だった彼はオーナーと折り合いが悪く
労働条件について不満があったことを知りました。


家族もいるし、きっと凄く悩んでいたんだと思います。
だから、誰でもいいから気を紛らわせるために
利害関係のない私とおしゃべりがしたかったんだと思います。




落ち込んだ時や寂しいときに、引きこもってももっと落ちるだけです。
結局ひとは、人と話すことで元気をもらうと思います。
そんなときは、誰でもいいから捕まえて、
「ねえ、ちょっとおしゃべりしない?」
と声をかけたり、電話してみましょう。





後日談ですが、帰国してから3年後にアクティブウーマンを起業して
エージェントという立場でオーストラリアに学校視察に行ったら、
そこでなんと、カフェで忙しく働くビリーとばったり再会しました。

ビリー!!!


と声をかけて、「私のこと覚えてる??」
というと、あの笑顔でニコニコと、もちろん覚えてるよ!
と言ってくれました。

店舗ではなく、マーケットの一角の小さなカフェスペースですが、
自分の城をもったビリーとの再会でした。


この時にふと思ったのですが、
誰かと話したいときには、
「ねえ、おしゃべりしない?」とストレートに聞いていいんだ、
と思いました。


私も20代の時は、へんなプライドで自分から
あまり誘えなくて、いつも「断られたらどうしよう」
と傷つくのが嫌だから、人から距離をおいていました。
小学校の3年生くらいには、人の輪に入っていけなくなっていました。



今から思うと、完全な取り越し苦労ですが
こういう人って多いと思います。
プライドの高い女性ほど、そうだと思います。


たくさんの人と出会うのは
日本の日常ではなかなかできない経験です。
学校では毎週月曜日に新しい学生がやってきます。

練習だと思って、「Tell me about you」
と、どんどん声をかけていきましょう。







私はよくテニスで知らない人と会う機会が多いですが、
そんなときは「この人とこの同じ空間にいるのも何かの縁だ」
と思うことにしています。


同じ場所に同じ時間にいるという奇跡。
おおげさかもしれませんが、そういうことですよね。


だから、1時間で別れて、二度と会わないかもしれない人にも
率先して声をかけます。

「テニスは長いんですか?」
「今日はお休みなんですか?」とか。


こんなちょっとした会話で、今まで無言だった相手が
急にぺらぺらと饒舌になるなんて、しゅっちゅうです。

相手も無言でテニスするよりも、おしゃべりして、笑いあったほうが
楽しいですから。


何をするかよりも、誰と出会うかのほうが
はるかにパワフルですから。





>また日本人の素敵なお友達も出来ました。
私は学生ビザで半年、そこからワーホリに切り替えてさらに3カ月学生に通いました。
ワーホリだと最高4カ月ですが、私には絶対少ない月数だったので、学生ビザで先に何カ月か学んでいて良かったです。


語学学校に長く行きたい方には、ビザの使い方として、学生ビザからワーホリに切り替えるのがお勧めです。
学校の友達に(ワーホリできた人たち)本当に羨ましいと言われました。

シェア先はオージーのオーナーが住む家に、オージーの男の子、ロシアの女の子と3人で住んでいます。
帰ったら誰かがいるので、私はホームシックとか全くなく過ごしていました。






<櫻井コメント>


このビザの使い方も、セミナーで必ずご案内します。
ワーホリのつもりで相談にきた方が、よーく話を聞いてみると
本当の目的は英語力をつけること、だったりします。

それって学生ビザで行ったほうがいいんじゃない?
とアドバイスすると、
「でも、予算が、、、、」
となります。

ワーホリの予算でも学生ビザで行けるプランのご案内をすると
皆さん「そんなに安いんですか??」と驚きます。

私たちは豪ドルの原価で表示していますから
円高の今は本当に安いですよ。


ワーホリもいいですが、一生に一度のビザですから
いきなり使うと後がありません。

31歳までまだ時間がある方は、最初に学生ビザもお薦めです。
去年から日本国籍は健康診断が免除になったので
さらに簡単にビザがとれやすくなりました。



>そして、留学を悩んでいる方がいらっしゃったら、、
留学を決める前、何の為にいくのか?目標はなに?と聞かれる事が沢山ありませんでしたか?
ちなみに私は、海外でいつか生活をしたい!英語を話せるようになりたい
とただただ昔から思っていました。

(、、え?とか言う人も中にはいました。笑 )

でも、それでいいんじゃないかなと思います。


人それぞれ興味がある事は違います。周りの方がどう思おうと、
自分のやりたい事が叶えられるタイミングがあるのなら、なんでもやるべきだと思います。

ただ、新しい事をするときには、古いものを手放さなくてはなりません。
仕事を辞め、日本にいる大切な人にも直ぐに会えなくなります。よく考えて下さいね。 
留学を決めた方、またその選択をしなかった方にも、これから、素敵な出会いが沢山ありますように。



追伸:

一時帰国した際に、自分の意見をはっきりと人に伝える事が出来ている事に、少し驚きました。
度胸がついたと言うか、英語だとyes か no で会話が進んでいくので、
日本語でも曖昧な言葉を使う事が少し、減りました。





ここまで。


Iさん、素晴らしいメッセージをありがとうございます。
皆さんも、ぜひ後に続いて下さい。
私たちがついているから大丈夫です。
精一杯応援しますから。