内臓がどうも気乗りしない?

IAM~世界を変える力~というドキュメンタリーを見ました。
ハリウッドの映画監督が大成功をしますが、
彼が交通事故を機に、物質世界に虚無感を感じて
世界中の精神世界や歴史家などのリーダーに
インタビューをしていきます。


アメリカの消費社会は半端じゃありません。
買わない生活は退屈だ、とか、
億万長者にどうやればなれるのか、という本も
ちまたにあふれています。


「幸せ=金持ち」


と人々は思い込んでいます。


この監督は一人暮らしなのに
何エーカーもあるプールとジャグジーつきの
美術品であふれるビバリーヒルズの豪邸に暮らし
自家用ジェットで移動していました。

でも、心の中は全く満たされていなかったと言います。




自分に必要以上のものを求めることを
「心の病」だと監督は言っています。

贅沢を心から自分が楽しむならいいですが
人にどう見られたいかという
成功と競争の象徴のように物を持つのはよくありません。


本物そっくりの偽物を身に着ける人もいますが、
偽物を身に着けると、自分が偽物になっていくそうです。




その監督は最終的には豪邸と自家用ジェットを売却し
自転車で通勤し、レンタルハウスに引っ越しました。

でも彼は「すごく成功した気分だよ」と嬉しそうです。
幸せとは、自分の心が他人と調和して
誰かの役に立った時に初めて満たされると思います。



自分がどれだけ凄いんだ、と自慢しても
決して満たされることも、成功だと感じることもありません。

さらなる競争を生むだけです。


私たちは持っている人が持っていない人に与えることができます。
今みなさんが持っているものは、時間と自由かもしれません。


海外に行きたくてもいけない人がたくさんいます。
お金がないかもしれないし、勇気がないかもしれません。

そういう人たちの代わりにたくさんの経験をして
それを持ち帰ってきて、英語ができない人の代わりに英語を話して
海外に住めなかった人の代わりに、海外で暮らしたという経験や
価値観を共有する。
できる人ができない人の代わりにどんどん経験していけばいい。


そんな協調の仕方もあると思います。
できる人ができない人の代わりに動く、という考え方です。
そうした小さな行動が、他人の行動に影響していきます。


日本でちょっと英語を話すと凄く役にたちます。
多くの人ができないからです。
外国人にちょっと親切にすると凄く自分が満たされます。
誰かの役にたてた、よかった、という満足感です。
どんなブランド品を持つよりも、気分が高揚します。





さらに、私たちの体は脳が支配していると思われがちですが
実は心臓が感情をコントロールしています。

これも映像内の実験がありますが、
すごく興味深い。


「頭でっかち」「頭に血が上る」

と、頭で考えることはあまり良い表現がありません。

「腹を据える」「腹を割る」「腑に落ちる」

という感じで、お腹を例えた感情表現はたくさんありますが
どれも、プラスの表現です。

私たちは腸や心臓から感情をだし、それが脳に到達するそうです。
感情の指令を出しているのは、つまり内臓です。頭ではありません。


英語でも直感のことを「ガッツ フィーリング」といいます。
ガッツとは内臓のことです。


ガッツフィーリングが悪いから、その計画は止めよう
といいます。

内臓がどうも気乗りしない、ということです。
気乗りしないのは頭ではありません。


内臓が気乗りしない?とはおかしな表現かもしれませんが、
日本語でも、「どうも気が乗らない」といいますよね。
乗らないのは脳ではなく「気」だと言っています。


そしてこの気は脳ではなく心臓から来ています。
胸に手を当てて考えてごらん、とか言いますよね。

頭に手をあてる人はいません。
昔の人はちゃんとわかっていましたね。
全ては心臓なんです。



私は合氣道の指導者から稽古を受けていますが
先生も「心臓へエネルギーを通して下さい」といいます。

最初は意味不明でしたが
最近はよく分かります。



ピカソも「脳をぶん投げろ」と言っています。
頭で考えるな、ということです。


感情は心臓から発信します。
私たちの主人は脳ではなく、心臓です。
脳にだまされてはいけません。


脳に支配されている人がほとんどだと思いますが
体の声をきちんと聴けるようになれば
直感だけで動けるようになれるそうです。

さらには次に自分が何をしたらいいのか、
何が起こるのかも、全てわかるようになるそうです。

心臓って偉いですね。いわゆる潜在意識というものかもしれません。




そして直感はいつもあなたを正しい方向へ導いてくれます。
脳を通過するから間違った選択をするそうです。


考えてすぎているそこのあなた。
脳みそをぶん投げて、心臓や腸から考えるが湧く様子を
イメージしてみるといいですよ。